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つづき 本編

関東地方、東京23区

 核攻撃された街、廃墟ビルが立ち並ぶ旧市街、バイク十数台と車数台が一台のミニバンを獲物を追い込むように狩りをしていた。時速は100kmは優に超えていた。「バコーン!」銃声がなる中、
Z-666「ヒャッハー!!。オラオラ!!逃げろ!!w」
Z-666島田「柳沼!!、5ブロック先の交差点を右折させるように誘導しろ!!」。
一台のバイクが通りすがりの隊商の車の前に出行く手を阻もうとし、別のバイクの男が車左側助手席の男に向かって銃を放と男は脳天を撃たれて即死した。後ろを走る車からグレネードランチャー
(M79)を左側にある廃車となった路駐してある車に向かって撃ち爆発・炎上した。運転手は即座に右にハンドルを切り、右折し始めた。少し進むと倒壊したビルによって袋小路になっていた。そ
こを狙っての誘導だった。
オウカ「ちょとなによー-!」
シュメ「北川君!!。やばいよ殺されてる!!」
岡本「反撃しろ!!、マシンガンあるだろ!!」
後部座席いたシュメが窓を開けるやいなや、マシンガンが唸る。「パラパラパラッ・・!!!」
Z-666鈴木「なんだなんだ、生意気な!!反撃してきやがった。!!w」
ミニバンは右にそうこうカーチェイスしているうちに袋小路に迷い込む。誘導するように先頭を走っていたバイクがリヤスライドしながら止まり、H&K(ヘッケラー&コッホ)のピストルを放つ。
「パン、パン、パン」ミニバンのフロントグリルに数発ヒットした。すぐさまミニバンは急に止まり、狩人達によって囲まれ、通りすがりの隊商は捕虜となった。
Z-666鈴木「武器捨てて出てこい!!」
「銃足元において手を挙げろ!!動いたら殺す。」
ハート「捕虜に手錠かけておけ。」
Z-666のメンバーがミニバンのバックドアを開けるとそこには酒類と冷凍箱があった。
Z-666「良いのあるじゃん。ウィスキーあるいよ。」
「こっちはブランデーだ。」
狩人たちの車から相撲取りみたいな体格した男が出てきた。
ハート「どれ、見せてみ。」
「ほほー、これは凄いな。」
「こっちの箱はなんだ?」
おもむろに開けてみると、ワクチンと注射器だった。
ハート「これは貴重なコロナワクチンじゃん。中国製か?」
Z-666島田「あらw、コンドームもあるよ。」