>>44 つづき

@陸上自衛隊

航空機

UH-1H/J 多用途ヘリコプター
この時代には調達もうはしていない。損耗率は高く回収不可能な機体および老朽化により随時退役としている。

UH-2 多用途ヘリコプター
陸上自衛隊の次期多用途ヘリコプター導入計画、UH-X(英語: Utility Helicopter-X、ユーエイチエックス)での検討を経て、2015年(平成27年)7月17日、富士重工業(現・SUBARU)とベル・
ヘリコプターがベル 412EPIをベースとして共同開発した412EPXが選定され[1、2021年(令和3年)6月24日にUH-1Jの後継機たる、UH-2として正式に部隊使用承認がなされた。ヘリコプター映像
伝送装置または赤外線監視装置を搭載する 戦闘ヘリコプター。2021年度より部隊配備を開始した。

UH-60JA 多用途ヘリコプター 通称:ブラックホーク 
 1995年(平成7年)度予算から調達を開始し2013年(平成25年)度補正予算までに40機の予算を計上している。2022年3月末時点の保有機数は40機。航空輸送を始めとする各種任務に使用され
ることから、赤外線暗視装置(FLIR)、航法気象レーダー、GPSや慣性航法装置による自動操縦機能に加えて、エンジンの排気口へ装着された赤外線排出抑制装置(HIRSS)やワイヤー・カッター
(進路を妨げる電線やワイヤートラップなどを切断する)、チャフ・ディスペンサー、IRジャマーを追加装備し、燃料容量を増加して航続距離を1,295キロメートルに延長している。装備や燃料
は増えたが、全備重量は9トンと削減されている。UH-60Jから変更点が多く、三菱重工ではUH-60Jとは別ページで紹介している。
 当初、現在使用中であるUH-1Hの後継機として置き換える計画だったが、UH-60JA(約37億円)が大変高価なためにUH-1J(約12億円)とハイローミックスする計画に変更した。

武装に関してはアメリカ陸軍同様に、対戦車ミサイルランチャー、ロケット弾ポッド、ガンポッドなどを装備する計画だったが、予算の関係で見送られ増槽装備のみに止まる。状況に応じてキャ
ビンドアに12.7mm重機関銃M2を、5.56mm機関銃MINIMIをキャビンドアとガナーズドアに搭載し、ドアガンとして運用することができる。2008年3月、キャビン内左右に機関銃を固定装備化した
「ドアガン飛龍」(「飛龍」は陸上自衛隊におけるUH-60JAのコールサイン)が第1ヘリコプター団に登場した。
 公式愛称はブラックホークであるが、海空と同じくロクマルの通称で呼ばれることが多い。