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大聖人は、弘安2年(1279年)10月1日に「聖人御難事」(1189㌻)を著され、「出世の本懐」に言及されている。同書は、駿河国[するがのくに](静岡県中部)の富士地方の農民信徒が、政治的権力による不当な弾圧で命を奪われる危機にあっても、妙法の信仰を貫いた「熱原の法難」を機にしたためられたものである。社会的には地位も権力もない農民信徒の不惜身命の姿に、民衆が大難に耐える強盛な信心を確立したことを感じられ、大聖人は同抄を著された。
この熱原の法難において、三大秘法の南無妙法蓮華経を受持して、不惜身命の実践で広宣流布する民衆が出現したことにより、世界の人々を救うための日蓮大聖人の仏法が現実のものとなった。このことにより、生涯をかけた根本目的、「出世の本懐」を達成されたのである。

聖教新聞より
https://www.seikyoonline.com/commentary/?word=%E5%87%BA%E4%B8%96%E3%81%AE%E6%9C%AC%E6%87%90

本門の戒壇は、三大秘宝

出世の本懐は、創価学会