>>871(続き)
何かしら永久不変の善悪だの真偽だという実体があるというのは、法相唯識では 遍計所執性 といいます。

そこから一歩踏み出して、善悪だの真偽だのと云うのは永久不変ではなく、相依的で生滅してると観ぜられたそれを 依他起性 といいます。

更には、その様に相依的で生滅をするのは無自性・空と喝破されたところを 円成実性 といいます。