武器と兵器は同じように思うけど目的が違うのでは無いか?

文字通り解釈すれば、

武器とは武士が使う兵器

兵器とは兵士が使う武器である

では、武士と兵士は一体何が違うのか?

武士とは職業軍人であり、兵士とは徴兵である

戦争のプロが使うのが武器

戦争の素人が使うのが兵器

つまり、戦争のプロが使う武器とは戦争に勝つ為の【頭脳】であり、戦争の素人が使う兵器こそが【銃】である

戦国時代の武器とは武将の頭脳なのだ

だから頭の良い徳川家康が日本を天下統一できた

しかし江戸時代に武士道が生まれて武器は銃となった

必然的に銃は武士道を脅かすので進化をストップする他あり得ない

そして太平洋戦争で武士道の銃は戦場に投入された

日本軍の銃火器は、欧米の銃火器に比べて独特で、欧米ではコレクターアイテムである

日本の銃は職人が分業で銃を一丁一丁魂を込め鉄を削り出して手間暇かけて作り上げる

まるで日本刀を作る刀鍛冶の世界であり、トドメは銃に主君に忠誠を誓うかのように刻印された菊の紋章である

アメリカ軍の兵器のように徹底的に効率化と合理性の追求による量産品とは思想が真逆である

つまり日本軍の兵器の本質とは武士の使う日本刀なのである

日本刀VS機関銃をリアルに体現したのが太平洋戦争の本質である

日本がアメリカに敗北したのは、必然である