>>472

それは当然でしょう

皆さんは戦前の大日本帝国を危ない野蛮な天皇陛下による独裁国家みたいな勘違いしたイメージがあるんです

立憲君主制の王様には、一切何の権限も無いんです

それがヨーロッパ中世から近代にかけての絶対王政、王権神授説への反省から出発したのが民主主義です

王様といえども、議会が決めた法律に従うべしと

これが王様は君臨すれど統治せずの原則です

明治憲法も当然のようにこれを踏襲してた

一見、第日本帝国憲法を読むと天皇陛下には凄い権限があるように思える

天皇陛下の命令は絶対だ、みたいな

しかし、実際に天皇陛下が命令したのは、226事件の制圧と、1945年の御前会議の聖断

たった2例であり、しかも国家の非常事態における最終的な意思決定のみ

つまり、天皇陛下には何の権限も実際には無い

議会から上がった決裁に黙って何も考えずに印可するだけ

だから政府がアメリカと開戦する決定に絶対に口出しできない

黙って許可する、それが民主国家であり立憲君主制のシステムです

よって昭和天皇に戦争責任なんて絶対にあり得ない

天皇陛下の戦争責任を問うなんて、自分は社会科の勉強が出来ないバカですと宣言してるに等しい