>>455

たしかに9条の精神ですが

議会が内閣や大統領に不信任案を出せるのは、民主国家なら当たり前の制度では?

憲法第9条のインパクトは侵略戦争の完全なる放棄なんです

軍隊を保持する国で、この侵略戦争の否定を憲法に制定して大原則に掲げる国は、日本しかあり得ない

なら、なぜ世界の軍隊を保持する国々は憲法第9条を制定できないのか?

それは戦争とは何か?という本質論なんです

18世紀のナポレオン時代の軍人でクラウゼビッツがいるでしょ

彼の書いた戦争論という論文に、戦争とは他に手段の無い政治の継続であると定義してる

つまり戦争とは【政治】なんです

政治とは話し合いです

つまり、近代戦争とは、漢(おとこ)と漢(おとこ)が、拳で【語り合う】世界なんです

これが近代国家成立以前の中世の封建社会の戦争と決定的に違う所です

近代以前の戦争は「野蛮」なのです

一切ルール無しのプロレスで、話し合いの余地が無い

しかも、見せ物、ショーの要素もある

近代以降の現代の戦争は、紳士が決闘で、厳格なルールの下で問題を決着する手段

つまり、現代の戦争は野蛮ではなく、社会制度なのです

それが核兵器の登場で、破綻しつつある………

だからこそ、憲法第9条が必要なのです

長文乙