エルサレム☆イスラエル☆エルサレム🌌🌃△☆HalleluYHWH 5
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エルサレム☆イスラエル☆エルサレム🌌🌃△☆HalleluYHWH 4
https://rio2016.5ch.net/psy/?v=pc#2 時に霊が三十人の長アマサイに臨み、
アマサイは言った、
「ダビデよ、われわれはあなたのものです。
エッサイの子よ、
われわれはあなたと共にあります。
平安あれ、あなたに平安あれ。
あなたを助ける者に平安あれ。
あなたの神があなたを助けられます」。
そこでダビデは彼らを受けいれて
部隊の長とした。 さきにダビデがペリシテびとと共に
サウルと戦おうと攻めて来たとき、
マナセびと数人がダビデについた。
(ただしダビデはついに
ペリシテびとを助けなかった。
それはペリシテびとの君たちが相はかって、
「彼はわれわれの首をとって、
その主君サウルのもとに帰るであろう」
と言って、彼を去らせたからである。) ダビデがチクラグへ行ったとき、
マナセびとアデナ、ヨザバデ、
エデアエル、ミカエル、ヨザバデ、
エリウ、ヂルタイが彼についた。
皆マナセびとの千人の長であった。
彼らはダビデを助けて敵軍に当った。
彼らは皆大勇士で軍勢の長であった。
ダビデを助ける者が
日に日に加わって、
ついに大軍となり、神の軍勢のようになった。 ヤハウェの言葉に従い、
サウルの国をダビデに与えようとして、
ヘブロンにいるダビデのもとに来た武装した
軍隊の数は、次のとおりである。
ユダの子孫で盾と槍をとり、
武装した者六千八百人、
シメオンの子孫で、よく戦う勇士七千百人、
レビの子孫からは四千六百人。
エホヤダはアロンの家のつかさで、
彼に属する者は三千七百人。
ザドクは年若い勇士で、
彼の氏族から出た将軍は二十二人。
サウルの同族、ベニヤミンの子孫からは
三千人、ベニヤミンびとの多くは
なおサウルの家に忠義をつくしていた。
エフライムの子孫からは二万八百人、
皆勇士で、その氏族の名ある人々であった。
マナセの半部族からは一万八千人、
皆ダビデを王に立てようとして上って来て、
名をつらねた者である。
イッサカルの子孫からはよく時勢に通じ、
イスラエルのなすべきことを
わきまえた人々が来た。
その長たる者が二百人あって、
その兄弟たちは皆その指揮に従った。
ゼブルンからは五万人、
皆訓練を経た軍隊で、
もろもろの武具で身をよろい、
一心にダビデを助けた者である。
ナフタリからは将たる者一千人
および盾とやりをとって
これに従う者三万七千人。
ダンびとからは武装した者二万八千六百人。
アセルからは戦いの備えをした熟練の者四万人。
またヨルダンのかなたルベンびと、
ガドびと、マナセの半部族からは
もろもろの武具で身をよろった者
十二万人であった。 すべてこれらの戦いの備えをした
いくさびとらは真心をもってヘブロンに来て、
ダビデを全イスラエルの王にしようとした。
このほかのイスラエルびともまた、
心をひとつにして
ダビデを王にしようとした。
彼らはヘブロンにダビデとともに三日いて、
食い飲みした。
その兄弟たちは彼らのために
備えをしたからである。
また彼らに近い人々は
イッサカル、ゼブルン、ナフタリなどの
遠い所の者まで、
ろば、らくだ、騾馬、
牛などに食物を負わせて来た。
すなわち麦粉の食物、干いちじく、
干葡萄、葡萄酒、
油、牛、羊などを多く携えて来た。
これはイスラエルに
喜びがあったからである。 ここにダビデは千人の長、百人の長などの
諸将と相はかり、
そしてダビデは
イスラエルの全会衆に言った、
「もし、このことをあなたがたがよしとし、
われわれの神、
ヤハウェがこれを許されるならば、
われわれは、イスラエルの各地に残っている
われわれの兄弟ならびに、
放牧地の付いている町々にいる
祭司とレビびとに、
使をつかわし、
われわれの所に呼び集めよう。
また神の箱を
われわれの所に移そう。
われわれはサウルの世には
これをおろそかにしたからだ」。 会衆は一同
「そうしましょう」と言った。
このことがすべての民の目に
正しかったからである。 そこでダビデは
キリアテ・ヤリムから
神の箱を運んでくるため、
エジプトのシホルからハマテの入口までの
イスラエルをことごとく呼び集めた。
そしてダビデと
すべてのイスラエルは
バアラすなわちユダの
キリアテ・ヤリムに上り、
ケルビムの上に座しておられる
ヤハウェの名をもって呼ばれている
神の箱をそこからかき上ろうと、
神の箱を新しい車にのせて、
アビナダブの家からひきだし、
ウザとアヒヨがその車を御した。
ダビデおよびすべてのイスラエルは
歌と琴と立琴と、手鼓と、シンバルと、
ラッパをもって、
力を極めて神の前に踊った。 彼らがキドンの打ち場に来た時、
ウザは手を伸べて箱を押えた。
牛がつまずいたからである。
ウザが手を箱につけたことによって、
ヤハウェは彼に向かって怒りを発せられ、
彼を撃たれたので、
彼はその所で神の前に死んだ。 ヤハウェがウザを撃たれたので、
ダビデは怒った。
その所は今日まで
ペレヅ・ウザと呼ばれている。
その日ダビデは神を恐れて言った、
「どうして神の箱を、
わたしの所へかいて行けましょうか」。
それでダビデはその箱を自分の所
ダビデの町へは移さず、
これを転じてガテびと
オベデ・エドムの家に運ばせた。
神の箱は三か月の間、オベデ・エドムの家に、
その家族とともにとどまった。
ヤハウェは
オベデ・エドムの家族と
そのすべての持ち物を祝福された。 ツロの王ヒラムは
ダビデに使者をつかわし、
彼のために家を建てさせようと
香柏および石工と木工を送った。 ダビデは
ヤハウェが自分を堅く立てて
イスラエルの王とされたことと、
その民イスラエルのために
彼の国を
大いに興されたことを悟った。 ダビデはエルサレムで
また妻たちをめとった。
そしてダビデにまた息子、娘が生れた。 彼がエルサレムで得た子たちの名は
次のとおりである。
すなわちシャンマ、ショバブ、
ナタン、ソロモン、
イブハル、エリシュア、エルペレテ、
ノガ、ネペグ、ヤピア、
エリシャマ、ベエリアダ、
エリペレテである。 さてペリシテびとは
ダビデが油を注がれて
全イスラエルの王になったことを
聞いたので、
ペリシテびとはみな上ってきて
ダビデを捜した。
ダビデはこれを聞いてこれに当ろうと
出ていったが、
ペリシテびとはすでに来て、
レパイムの谷を侵した。 ダビデは
神に問うて言った、
「ペリシテびとに向かって
上るべきでしょうか。
あなたは彼らを
わたしの手に渡されるでしょうか」。
ヤハウェはダビデに言われた、
「上りなさい。
わたしは彼らをあなたの手に渡そう」。 そこで彼は
バアル・ペラジムへ上っていった。
その所でダビデは
彼らを打ち敗り、そして言った、
「神は破り出る水のように、
わたしの手で敵を破られた」。
それゆえ、その所の名は
バアル・ペラジムと呼ばれている。
彼らが自分たちの神をそこに残して
退いたので、ダビデは命じて
これを火で焼かせた。 ペリシテびとは再び、谷を侵した。
ダビデが再び
神に問うた。
それで神は言われた、
「あなたは彼らを追って上ってはならない。
遠回りして
バルサムの木の前から彼らを襲いなさい。
バルサムの木の上に
行進の音が聞えたならば、
あなたは行って戦いなさい。
神があなたの前に出て
ペリシテびとの軍勢を撃たれるからである」。
ダビデは神が命じられたようにして、
ペリシテびとの軍勢を撃ち破り、
ギベオンからゲゼルに及んだ。
そこでダビデの名は
すべての国々に聞えわたり、
ヤハウェはすべての国びとに
彼を恐れさせられた。 ダビデは
ダビデの町のうちに
自分のために家を建て、
また神の箱のために
場所を備え、これがために幕屋を張った。 ダビデは言った、
「神の箱を担ぐべき者は
ただレビびとのみである。
ヤハウェがヤハウェの箱を担がせ、
またヤハウェに長く仕えさせるために
彼らを選ばれたからである」。 ダビデはヤハウェの箱を
これがために備えた所に
担ぎ上るため、
イスラエルをことごとく
エルサレムに集めた。
ダビデはまたアロンの子孫とレビびとを集めた。
すなわち、コハテの子孫のうちからは
ウリエルを長としてその兄弟百二十人、
メラリの子孫のうちからは
アサヤを長としてその兄弟二百二十人、
ゲルショムの子孫のうちからは
ヨエルを長としてその兄弟百三十人、
エリザパンの子孫のうちからは
シマヤを長としてその兄弟二百人、
ヘブロンの子孫のうちからは
エリエルを長としてその兄弟八十人、
ウジエルの子孫のうちからは
アミナダブを長としてその兄弟百十二人である。 ダビデは
祭司ザドクとアビヤタル、
およびレビびとウリエル、
アサヤ、ヨエル、シマヤ、エリエル、
アミナダブを召し、
彼らに言った、
「あなたがたはレビびとの氏族の長である。
あなたがたとあなたがたの兄弟は
ともに身を清め、
イスラエルの神、
ヤハウェの箱を
わたしがそのために
備えた所に担ぎ上りなさい。
さきにこれを担いだ者が
あなたがたでなかったので、
われわれの神、ヤハウェは
われわれを撃たれた。
これはわれわれがその定めにしたがって
それを扱わなかったからである」。 そこで祭司たちとレビびとたちは
イスラエルの神、ヤハウェの箱を
担ぎ上るために身を清め、
レビびとたちは
モーセがヤハウェの言葉にしたがって
命じたように、
神の箱を竿をもって肩に担った。 ダビデはまたレビびとの長たちに、
その兄弟たちを選んで
歌うたう者となし、
立琴と琴とシンバルなどの
楽器を打ちはやし、
喜びの声をあげることを命じた。
そこでレビびとは
ヨエルの子ヘマンと、
その兄弟ベレキヤの子アサフ
およびメラリの子孫である
彼らの兄弟クシャヤの子エタンを選んだ。
またこれに次ぐその兄弟たちがこれと共にいた。
すなわちゼカリヤ、ヤジエル、
セミラモテ、エイエル、ウンニ、
エリアブ、ベナヤ、マアセヤ、
マッタテヤ、エリペレホ、
ミクネヤおよび門を守る者
オベデ・エドムとエイエル。
歌うたう者ヘマン、アサフ
およびエタンは青銅のシンバルを
打ちはやす者であった。
ゼカリヤ、アジエル、セミラモテ、
エイエル、ウンニ、エリアブ、マアセヤ、
ベナヤは
アラモテにしたがって
立琴を奏する者であった。 しかしマッタテヤ、エリペレホ、
ミクネヤ、オベデ・エドム、
エイエル、アザジヤは
セミニテにしたがって琴をもって
指揮する者であった。
ケナニヤはレビびとの楽長で、
音楽に通じていたので、これを指揮した。 ベレキヤとエルカナは
箱のために門を守る者であった。
祭司シバニヤ、ヨシャパテ、
ネタネル、アマサイ、ゼカリヤ、
ベナヤ、エリエゼルらは
神の箱の前でラッパを吹き、
オベデ・エドムとエヒアは
箱のために門を守る者であった。 ダビデとイスラエルの長老たち
および千人の長たちは行って、
オベデ・エドムの家から
ヤハウェの契約の箱を
喜び勇んで担ぎ上った。 神がヤハウェの契約の箱を担ぐレビびとを
助けられたので、
彼らは雄牛七頭、雄羊七頭をささげた。 ダビデは亜麻布の衣服を着ていた。
箱を担ぐすべてのレビびとは、
歌うたう者、
音楽を司どるケナニヤも同様である。
ダビデはまた亜麻布のエポデを着ていた。 こうしてイスラエルは皆、声をあげ、
角笛を吹きならし、
ラッパと、シンバルと、
立琴と琴をもって打ちはやして
ヤハウェの契約の箱をかき上った。
ヤハウェの契約の箱が
ダビデの町にはいったとき、
サウルの娘ミカルが窓からながめ、
ダビデ王の舞い踊るのを見て、
心のうちに彼を卑しめた。 人々は神の箱を担ぎ入れて、
ダビデがそのために張った幕屋のうちに置き、
そして燔祭と酬恩祭を神の前にささげた。 ダビデは燔祭と酬恩祭をささげ終えたとき、
ヤハウェの名をもって民を祝福し、
イスラエルの人々に
男にも女にも
おのおのパン一つ、肉一切れ、
干葡萄一塊を分け与えた。 ダビデはまたレビびとのうちから
ヤハウェの箱の前に仕える者を立てて、
イスラエルの神、ヤハウェをあがめ、
感謝し、褒め称えさせた。
楽長はアサフ、その次はゼカリヤ、
エイエル、セミラモテ、エヒエル、
マッタテヤ、エリアブ、
ベナヤ、オベデ・エドム、エイエルで、
彼らは立琴と琴を弾じ、
アサフはシンバルを打ち鳴らし、
祭司ベナヤとヤハジエルは
神の契約の箱の前でつねにラッパを吹いた。 その日ダビデは初めてアサフと
彼の兄弟たちを立てて、
ヤハウェに感謝をささげさせた。
ヤハウェに感謝し、そのみ名を呼び、
そのみわざをもろもろの民の中に知らせよ。
ヤハウェにむかって歌え、ヤハウェをほめ歌え。
そのもろもろのくすしきみわざを語れ。
その聖なるみ名を誇れ。
どうかヤハウェを求める者の心が喜ぶように。
ヤハウェとそのみ力とを求めよ。
つねにそのみ顔をたずねよ。 そのしもべアブラハムのすえよ、
その選ばれたヤコブの子らよ。
ヤハウェのなされたくすしきみわざと、
その奇跡と、
そのみ口の裁きとを心にとめよ。
彼はわれわれの神、ヤハウェにいます。
その裁きは全地にある。 ヤハウェはとこしえにその契約を
みこころにとめられる。
これはよろずよに命じられたみ言葉であって、
アブラハムと結ばれた契約、
イサクに誓われた約束である。 ヤハウェはこれを堅く立てて
ヤコブのために定めとし、
イスラエルのためにとこしえの契約として、
言われた、
「あなたにカナンの地を与えて、
あなたがたの受ける嗣業の分け前とする」と。
その時、彼らの数は少なくて、
数えるに足らず、かの国で旅びととなり、
国から国へ行き、
この国からほかの民へ行った。
ヤハウェは人の彼らをしえたげるのをゆるされず、
彼らのために王たちを懲しめて、言われた、
「わが油そそがれた者たちに
触ってはならない。
わが預言者たちに害を加えてはならない」と。 全地よ、ヤハウェに向かって歌え。
日ごとにその救を宣べ伝えよ。 もろもろの国の中にその栄光をあらわし、
もろもろの民の中にくすしきみわざをあらわせ。
ヤハウェは大いなるかたにいまして、
いとほめたたうべき者、
もろもろの神にまさって、
恐るべき者だからである。
もろもろの民のすべての神はむなしい。
しかしヤハウェは天を造られた。
誉と威厳とはそのみ前にあり、
力と喜びとはその聖所にある。
もろもろの民のやからよ、ヤハウェに帰せよ、
栄光と力とをヤハウェに帰せよ。
そのみ名にふさわしい栄光をヤハウェに帰せよ。
供え物を携えてヤハウェのみ前にきたれ。
聖なる装いをしてヤハウェを拝め。 全地よ、そのみ前におののけ。
世界は堅く立って、動かされることはない。
天は喜び、地はたのしみ、
もろもろの国民の中に言え、
「ヤハウェは王であられる」と。 海とその中に満つるものとは鳴りどよめき、
田畑とその中のすべての物は喜べ。
そのとき林のもろもろの木も
ヤハウェのみ前に喜び歌う。
ヤハウェは地をさばくためにこられるからである。 ヤハウェに感謝せよ、ヤハウェは恵みふかく、
そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。 また言え、
「われわれの救の神よ、われわれを救い、
もろもろの国民の中から
われわれを集めてお救いください。
そうすればあなたの聖なるみ名に感謝し、
あなたの誉を誇るでしょう。
イスラエルの神、ヤハウェは、
とこしえからとこしえまでほむべきかな」と。
その時すべての民は「アァメン」と言って
ヤハウェをほめたたえた。 ダビデはアサフとその兄弟たちを
ヤハウェの契約の箱の前にとめおいて、
常に箱の前に仕え、日々のわざを行わせた。
オベデ・エドムとその兄弟たちは
合わせて六十八人である。
またエドトンの子オベデ・エドム
およびホサは門守であった。
祭司ザドクとその兄弟である祭司たちは
ギベオンにある高き所で
ヤハウェの幕屋の前に仕え、
ヤハウェがイスラエルに命じられた
律法にしるされたすべてのことにしたがって
燔祭の壇の上に
朝夕たえず燔祭をヤハウェにささげた。 また彼らとともにヘマン、
エドトンおよびほかの選ばれて名を
記された者たちがいて、
ヤハウェのいつくしみの
世々限りなきことについて
ヤハウェに感謝した。
すなわちヘマンおよびエドトンは
彼らとともにいて、
ラッパ、シンバル
およびその他の聖歌のための楽器をとって
音楽を奏し、
エドトンの子らは門を守った。
こうして民は皆おのおの家に帰り、
ダビデはその家族を祝福するために
帰って行った。 さてダビデは自分の家に住むようになったとき、
預言者ナタンに言った、
「見よ、わたしは香柏の家に住んでいるが、
ヤハウェの契約の箱は天幕のうちにある」。 ナタンはダビデに言った、
「神があなたとともにおられるから、
すべてあなたの心にあるところを行いなさい」。 その夜、神の言葉が
ナタンに臨んで言った、
「行ってわたしのしもべダビデに告げよ、
『ヤハウェはこう言われる、
わたしの住む家を建ててはならない。
わたしはイスラエルを導き上った日から
今日まで、家に住まわず、
天幕から天幕に、
幕屋から幕屋に移ったのである。
わたしがすべてのイスラエルと共に歩んだ
すべての所で、
わたしの民を牧することを命じた
イスラエルの裁き司のひとりに、
ひと言でも、
「どうしてあなたがたは、
わたしのために香柏の家を建てないのか」と
言ったことがあるだろうか』と。 それゆえ今あなたは、
わたしのしもべダビデにこう言いなさい、
『万軍の主はこう仰せられる、
「わたしはあなたを牧場から、
羊に従っている所から取って、
わたしの民イスラエルの君とし、
あなたがどこへ行くにもあなたと共におり、
あなたのすべての敵をあなたの前から断ち去った。
わたしはまた地の上の
大いなる者の名のような名を
あなたに得させよう。
そしてわたしはわが民イスラエルのために
一つの所を定めて、彼らを植えつけ、
彼らを自分の所に住ませ、
重ねて動くことのないようにしよう。
また前のように、
すなわちわたしがわが民イスラエルの上に
裁き司を立てた時からこのかたのように、
悪い人が重ねてこれを荒すことはないであろう。
わたしはまたあなたのもろもろの敵を征服する。
かつわたしはヤハウェがあなたのために
家を建てられることを告げる。
あなたの日が満ち、
あなたの先祖たちの所へ行かねばならぬとき、
わたしはあなたの子、
すなわちあなたの子らのひとりを、
あなたのあとに立てて、
その王国を堅くする。
彼はわたしのために家を建てるであろう。
わたしは長く彼の位を堅くする。
わたしは彼の父となり、
彼はわたしの子となる。
わたしは、わたしのいつくしみを、
あなたのさきにあった者から取り去ったように、
彼からは取り去らない。
かえって、わたしは彼を長くわたしの家に、
わたしの王国にすえおく。
彼の位は永久に堅く立つであろう』」。 ナタンはすべてこれらの言葉のように、
またすべてこの幻のようにダビデに語った。 そこで、ダビデ王は、はいって
ヤハウェの前に座して言った、
「ヤハウェなる神よ、わたしが誰で、
わたしの家が何であるので、
あなたはこれまでわたしを導かれたのですか。
神よ、これはあなたの目には小さな事です。
ヤハウェなる神よ、
あなたはしもべの家について、
はるか後の事を語って、
来るべき代々のことを示されました。
しもべの名誉については、
ダビデはこの上あなたに
何を申しあげることができましょう。
あなたはしもべを知っておられるからです。
主よ、あなたはしもべのために、
またあなたの心にしたがって、
このもろもろの大いなる事をなし、
すべての大いなる事を知らされました。
主よ、われわれがすべて耳に聞いた所によれば、
あなたのようなものはなく、
またあなたの他に神はありません。 また地上のどの国民が、あなたの民
イスラエルのようでありましょうか。
これは神が行って、
自分のためにあがなって民とし、
エジプトからあなたが
あがない出されたあなたの民の前から
国々の民を追い払い、
大いなる恐るべき事を行って、
名を得られたものではありませんか。
あなたはあなたの民イスラエルを
長くあなたの民とされました。
主よ、あなたは彼らの神となられたのです。
それゆえ主よ、あなたがしもべと、
しもべの家について語られた言葉を
長く堅くして、
あなたの言われたとおりにしてください。
そうすればあなたの名は永久に堅くされ、
あがめられて、
『イスラエルの神、万軍の主は
イスラエルの神である』と言われ、
またあなたのしもべダビデの家は
あなたの前に堅く立つことができるでしょう。
わが神よ、あなたは彼のために家を建てると、
しもべに示されました。
それゆえ、しもべはあなたの前に
祈る勇気を得ました。
主よ、あなたは神にいまし、
この良き事をしもべに約束されました。
それゆえどうぞいま、しもべの家を祝福し、
あなたの前に長く続かせてくださるように。
主よ、あなたの祝福されるものは
長く祝福を受けるからです」。 この後
ダビデはペリシテびとを撃って
これを征服し、
ペリシテびとの手から
ガテとその村々を取った。
彼はまたモアブを撃った。
モアブびとは
ダビデのしもべとなって、
貢を納めた。 ダビデはまた、ハマテのゾバの王
ハダデゼルが
ユフラテ川のほとりに、その記念碑を
建てようとして行ったとき彼を撃った。
そしてダビデは
彼から戦車一千、騎兵七千人、
歩兵二万人を取った。
ダビデは一百の戦車の馬を残して、
そのほかの戦車の馬はみな
その足の筋を切った。 その時ダマスコのスリヤびとが
ゾバの王
ハダデゼルを助けるために来たので、
ダビデはそのスリヤびと
二万二千人を殺した。
そしてダビデは
ダマスコのスリヤに守備隊を置いた。
スリヤびとは貢を納めて
ダビデのしもべとなった。 ヤハウェは
ダビデにすべてその行く所で
勝利を与えられた。 ダビデはハダデゼルのしもべらが持っていた
金の盾を奪って、
エルサレムに持ってきた。
またハダデゼルの町テブハテとクンから
ダビデは
非常に多くの青銅を取った。
ソロモンは
それを用いて青銅の海、
柱および青銅の器を造った。 時にハマテの王トイは
ダビデがゾバの王
ハダデゼルのすべての軍勢を
撃ち破ったことを聞き、
その子ハドラムを
ダビデ王につかわして、
彼にあいさつさせ、かつ祝を述べさせた。
ハダデゼルはかつてしばしば
トイと戦いを交えたが、
ダビデはハダデゼルと戦って、
これを撃ち破ったからである。
ハドラムは金、銀
および青銅のさまざまの器を贈ったので、
ダビデ王はこれをエドム、
モアブ、アンモンの人々、
ペリシテびと、アマクレなどの
諸国民のうちから取ってきた
金銀とともに、
ヤハウェにささげた。 ゼルヤの子アビシャイは塩の谷で、
エドムびと一万八千を撃ち殺した。
ダビデは
エドムに守備隊を置き、
エドムびとは皆ダビデのしもべとなった。
ヤハウェは
ダビデにすべてその行く所で
勝利を与えられた。
こうしてダビデは
イスラエルの全地を治め、
そのすべての民に公道と正義を行った。
ゼルヤの子ヨアブは軍の長、
アヒルデの子ヨシャパテは史官、
アヒトブの子ザドクと
アビヤタルの子
アビメレクは祭司、
シャウシャは書記官、
エホヤダの子ベナヤは
ケレテびととペレテびとの長、
ダビデの子たちは
王のかたわらにはべる大臣であった。 この後アンモンの人々の王ナハシが死んで、
その子がこれに代って王となった。 そのときダビデは言った、
「わたしはナハシの子ハヌンに、
彼の父がわたしに恵みを施したように、
恵みを施そう」。
そしてダビデは彼をその父のゆえに
慰めようとして使者をつかわした。
ダビデのしもべたちはハヌンを慰めるため
アンモンの人々の地に来たが、
アンモンの人々のつかさたちは
ハヌンに言った、
「ダビデが慰める者をあなたのもとに
つかわしたことによって、
あなたは彼があなたの父を
尊ぶのだと思われますか。
彼のしもべたちが来たのは、
この国をうかがい、
探って滅ぼすためではありませんか」。 そこでハヌンは
ダビデのしもべたちを捕えて、
その髭をそり落し、
その着物を中ほどから断ち切って
腰の所までにして彼らを帰してやった。 ある人々が来て、
この人たちのされたことを
ダビデに告げたので、
彼は人をつかわして、彼らを迎えさせた。
その人々が非常に恥じたからである。
そこで王は言った、
「髭が伸びるまでエリコにとどまって、
その後帰りなさい」。 アンモンの人々は自分たちが
ダビデに憎まれることをしたとわかったので、
ハヌンおよびアンモンの人々は
銀千タラントを送って
メソポタミヤとアラム・マアカ、
およびゾバから戦車と騎兵を雇い入れた。
すなわち戦車三万二千
およびマアカの王とその軍隊を雇い入れたので、
彼らは来てメデバの前に陣を張った。
そこでアンモンの人々は
町々から寄り集まって、戦いに出動した。 ダビデはこれを聞いて
ヨアブと勇士の全軍をつかわしたので、
アンモンの人々は出て来て
町の入口に戦いの備えをした。
また助けに来た王たちは別に野にいた。 時にヨアブは
戦いが前後から自分に向かっているのを見て、
イスラエルのえり抜きの兵士のうちから選んで、
これをスリヤびとに対して備え、
そのほかの民を自分の兄弟
アビシャイの手にわたして、
アンモンの人々に対して備えさせ、
そして言った、
「もしスリヤびとがわたしに手ごわいときは、
わたしを助けてください。
もしアンモンの人々があなたに手ごわいときは、
あなたを助けましょう。
勇ましくしてください。
われわれの民のためと、
われわれの神の町々のために、
勇ましくしましょう。
どうか、ヤハウェが
良いと思われることをされるように」。 こうしてヨアブが
自分と一緒にいる民と共にスリヤびとに向かって
戦おうとして近づいたとき、
スリヤびとは彼の前から逃げた。
アンモンの人々は
スリヤびとの逃げるのを見て、
彼らもまたヨアブの兄弟
アビシャイの前から逃げて町にはいった。
そこでヨアブはエルサレムに帰った。 しかしスリヤびとは
自分たちがイスラエルの前に
打ち敗られたのを見て、使者をつかわし、
ハダデゼルの軍の長ショパクの率いる
ユフラテ川の向こう側にいる
スリヤびとを引き出した。
この事がダビデに聞えたので、
彼はイスラエルをことごとく集め、
ヨルダンを渡り、
彼らの所に来て、
これに向かって戦いの備えをした。
ダビデがこのようにスリヤびとに対して
戦いの備えをしたとき、
彼はダビデと戦った。 しかしスリヤびとが
イスラエルの前から逃げたので、
ダビデは
スリヤびとの戦車の兵七千、歩兵四万を殺し、
また軍の長ショパクをも殺した。
ハダデゼルのしもべたちは味方の者が
イスラエルに打ち敗られたのを見て、
ダビデと和を講じ、彼に仕えた。
スリヤびとは再び
アンモンびとを助けることをしなかった。 春になって、王たちが戦いに出るに及んで、
ヨアブは
軍勢を率いて
アンモンびとの地を荒し、
行ってラバを包囲した。
しかしダビデはエルサレムにとどまった。
ヨアブはラ
バを撃って、これを滅ぼした。 そしてダビデは
彼らの王冠をその頭から取りはなした。
その金の重さを量ってみると一タラント、
またその中に宝石があった。
これをダビデの頭に置いた。
ダビデはまたその町のぶんどり物を
非常に多く持ち出した。 また彼はそのうちの民を引き出して、
これをのこぎりと、鉄のつるはしと、
斧を使う仕事につかせた。
ダビデはアンモンびとのすべての町々に
このように行った。
そしてダビデと民とは皆エルサレムに帰った。 この後ゲゼルで
ペリシテびとと戦いが起った。
その時ホシャびと
シベカイが
巨人の子孫のひとりシパイを殺した。
かれらはついに征服された。
ここにまたペリシテびとと戦いがあったが、
ヤイルの子
エルハナンは
ガテびとゴリアテの兄弟
ラミを殺した。
その槍の柄は機の巻棒のようであった。
またガテに戦いがあったが、
そこにひとりの背の高い人がいた。
その手の指と足の指は六本ずつで、
合わせて二十四本あった。
彼もまた巨人から生れた者であった。
彼はイスラエルをののしったので、
ダビデの兄弟シメアの子
ヨナタンがこれを殺した。
これらはガテで巨人から生れた者であったが、
ダビデの手とその家来たちの手に倒れた。 時にサタンが起って
イスラエルに敵し、
ダビデを動かして
イスラエルを数えさせようとした。 ダビデは
ヨアブと軍の将校たちに言った、
「あなたがたは行って、
ベエルシバからダンまでのイスラエルを数え、
その数を調べてわたしに知らせなさい」。 ヨアブは言った、
「それがどのくらいあっても、
どうかヤハウェがその民を
百倍に増されるように。
しかし王わが主よ、
彼らは皆あなたのしもべではありませんか。
どうしてわが主はこの事を求められるのですか。
どうしてイスラエルに罪を得させられるのですか」。
しかし王の言葉がヨアブに勝ったので、
ヨアブは出て行って、
イスラエルをあまねく行き巡り、
エルサレムに帰って来た。
そしてヨアブは民の総数をダビデに告げた。
すなわちイスラエルには剣を抜く者が
百十万人、
ユダには剣を抜く者が四十七万人あった。
しかしヨアブは王の命令を
快しとしなかったので、
レビとベニヤミンとはその中に数えなかった。 この事が神の目に悪かったので、
神はイスラエルを撃たれた。
そこでダビデは神に言った、
「わたしはこの事を行って
大いに罪を犯しました。
しかし今どうか、しもべの罪を除いてください。
わたしは非常に愚かなことをいたしました」。 ヤハウェはダビデの先見者
ガデに告げて言われた、
「行ってダビデに言いなさい、
『ヤハウェはこう仰せられる、
わたしは三つの事を示す。
あなたはその一つを選びなさい。
わたしはそれをあなたに行おう』と」。 ガデはダビデのもとに来て言った、
「ヤハウェはこう仰せられます、
『あなたは選びなさい。
すなわち三年の飢饉か、
あるいは三月の間、
あなたのあだの前に敗れて、
敵の剣に追いつかれるか、
あるいは三日の間、ヤハウェの剣
すなわち疫病がこの国にあって、
ヤハウェの使がイスラエルの
全領域にわたって滅ぼすことをするか』。
いま、わたしがどういう答を
わたしをつかわしたものになすべきか決めなさい」。 ダビデはガデに言った、
「わたしは非常に悩んでいるが、
ヤハウェのあわれみは大きいゆえ、
わたしをヤハウェの手に陥らせてください。
しかしわたしを人の手に陥らせないでください」。 そこでヤハウェは
イスラエルに疫病を下されたので、
イスラエルびとのうち七万人が倒れた。
神はまたみ使を
エルサレムにつかわして、
これを滅ぼそうとされたが、
み使がまさに滅ぼそうとしたとき、
ヤハウェは見られて、
この災への考えを変え、
その滅ぼすみ使に言われた、
「もうじゅうぶんだ。
今あなたの手をとどめよ」。 そのときヤハウェの使は
エブスびとオルナンの打ち場の
かたわらに立っていた。
ダビデが目をあげて見ると、
ヤハウェの使が地と天の間に立って、
手に抜いた剣をもち、
エルサレムの上にさし伸べていたので、
ダビデと長老たちは荒布を着て、
ひれ伏した。
そしてダビデは神に言った、
「民を数えよと命じたのは
わたしではありませんか。
罪を犯し、悪い事をしたのはわたしです。
しかしこれらの羊は何をしましたか。
わが神、主よ、どうぞあなたの手をわたしと、
わたしの父の家にむけてください。
しかし災をあなたの民に下さないでください」。 時にヤハウェの使はガデに命じ、
ダビデが上って行って、
エブスびとオルナンの打ち場で
ヤハウェのために一つの祭壇を
築くように告げさせた。
そこでダビデは
ガデがヤハウェの名をもって
告げた言葉に従って上って行った。
そのときオルナンは麦を打っていたが、
ふりかえってみ使を見たので、
ともにいた彼の四人の子は身をかくした。
ダビデがオルナンに近づくと、
オルナンは目を上げてダビデを見、
打ち場から出て来て地にひれ伏して
ダビデを拝した。
ダビデはオルナンに言った、
「この打ち場の所をわたしに与えなさい。
わたしは災が民に下るのをとどめるため、
そこにヤハウェのために一つの祭壇を築きます。
あなたは、そのじゅうぶんな価をとって
これをわたしに与えなさい」。 オルナンはダビデに言った、
「どうぞこれをお取りください。
そして王わが主の良しと見られるところを
行ってください。
わたしは牛を燔祭のために、
打穀機をたきぎのために、
麦を素祭のためにささげます。
わたしは皆これをささげます」。
ダビデ王はオルナンに言った、
「いいえ、わたしはじゅうぶんな代価を払って
これを買います。
わたしはヤハウェのために
あなたのものを取ることをしません。
また、費用なしに
燔祭をささげることをいたしません」。 それでダビデはその所のために
金六百シケルをはかって、
オルナンに払った。
こうしてダビデはヤハウェのために、
その所に一つの祭壇を築き、
燔祭と酬恩祭をささげて、
ヤハウェを呼んだ。
ヤハウェは燔祭の祭壇の上に
天から火を下して答えられた。
またヤハウェがみ使に命じられたので、
彼は剣をさやにおさめた。
その時ダビデは
ヤハウェがエブスびとオルナンの打ち場で
自分に答えられたのを見たので、
その所で犠牲をささげた。
モーセが荒野で造った
ヤハウェの幕屋と燔祭の祭壇とは、
その時ギベオンの高き所にあったからである。
しかしダビデはその前へ行って
神に求めることができなかった。
彼がヤハウェの使の剣を恐れたからである。 それでダビデは言った、
「ヤハウェなる神の家はこれである、
イスラエルのための
燔祭の祭壇はこれである」と。 ダビデは命じて
イスラエルの地にいる
他国人を集めさせ、
また神の家を建てるのに用いる石を切るために
石工を定めた。 ダビデはまた門の扉の釘、
およびかすがいに用いる鉄を
おびただしく備えた。
また青銅を量ることもできないほど
おびただしく備えた。
また香柏を数えきれぬほど備えた。
これはシドンびととツロの人々が
おびただしく香柏を
ダビデの所に持って来たからである。 ダビデは言った、
「わが子ソロモンは若く、かつ経験がない。
またヤハウェのために建てる家は
きわめて壮大で、
万国に名を得、
栄えを得るものでなければならない。
それゆえ、わたしはその準備をしておこう」と。
こうしてダビデは死ぬ前に
多くの物資を準備した。 そして彼はその子
ソロモンを召して、
イスラエルの神、ヤハウェのために
家を建てることを命じた。
すなわちダビデは
ソロモンに言った、
「わが子よ、わたしはわが神、
ヤハウェの名のために
家を建てようと志していた。
ところがヤハウェの言葉が
わたしに臨んで言われた、
『おまえは多くの血を流し、大いなる戦争をした。
おまえはわたしの前で
多くの血を地に流したから、
わが名のために家を建ててはならない。
見よ、男の子がおまえに生れる。
彼は平和の人である。
わたしは彼に平安を与えて、
周囲のもろもろの敵に
煩わされないようにしよう。
彼の名はソロモンと呼ばれ、
彼の世にわたしはイスラエルに
平安と静穏とを与える。
彼はわが名のために家を建てるであろう。
彼はわが子となり、わたしは彼の父となる。
わたしは彼の王位をながく
イスラエルの上に堅くするであろう』。 それでわが子よ、
どうかヤハウェがあなたと共にいまし、
あなたを栄えさせて、
ヤハウェがあなたについて言われたように、
あなたの神、ヤハウェの家を
建てさせてくださるように。
ただ、どうかヤハウェがあなたに
分別と知恵を賜い、
あなたをイスラエルの上に立たせられるとき、
あなたの神、ヤハウェの律法を、
あなたに守らせてくださるように。
あなたがもし、
ヤハウェがイスラエルについて
モーセに命じられた定めと掟とを
慎んで守るならば、
あなたは栄えるであろう。
心を強くし、勇め。恐れてはならない、
おののいてはならない。
見よ、わたしは苦難のうちにあって
ヤハウェの家のために金十万タラント、
銀百万タラントを備え、
また青銅と鉄を量ることもできないほど
おびただしく備えた。
また材木と石をも備えた。
あなたはまたこれに加えなければならない。
あなたにはまた多数の職人、
すなわち石や木を切り刻む者、
工作に巧みな各種の者がある。
金、銀、青銅、鉄もおびただしくある。
たって行いなさい。
どうかヤハウェがあなたと共におられるように」。 ダビデはまたイスラエルのすべての司たちに
その子ソロモンを
助けるように命じて言った、
「あなたがたの神、ヤハウェは
あなたがたとともにおられるではないか。
四方に泰平を賜わったではないか。
ヤハウェはこの地の民を
わたしの手にわたされたので、
この地はヤハウェの前とその民の前に服している。
それであなたがたは
心をつくし、精神をつくして
あなたがたの神、ヤハウェを求めなさい。
たってヤハウェなる神の聖所を建て、
ヤハウェの名のために建てるその家に、
ヤハウェの契約の箱と
神の聖なるもろもろの器を携え入れなさい」。 ダビデは老い、その日が満ちたので、
その子ソロモンをイスラエルの王とした。 ダビデはイスラエルのすべての司
および祭司とレビびとを集めた。
レビびとの三十歳以上のものを数えると、
その男の数が三万八千人あった。
ダビデは言った、
「そのうち二万四千人は
ヤハウェの家の仕事をつかさどり、
六千人は司びと、
および裁きびととなり、
四千人は門を守る者となり、
また四千人は賛美のために
わたしの造った楽器でヤハウェをたたえよ」。 そしてダビデは
彼らをレビの子らにしたがって
ゲルション、
コハテ、メラリの組に分けた。 ゲルションの子らは
ラダンとシメイ。
ラダンの子らは、
かしらのエヒエルと
ゼタムとヨエルの三人。
シメイの子らはシロミテ、
ハジエル、ハランの三人。
これらはラダンの氏族の長であった。
シメイの子らはヤハテ、
ジナ、エウシ、ベリアの四人。
皆シメイの子で、
ヤハテはかしら、ジザはその次、
エウシとベリアは子が多くなかったので、
ともに数えられて一つの氏族となった。 コハテの子らは
アムラム、イヅハル、
ヘブロン、ウジエルの四人。
アムラムの子らは
アロンとモーセである。
アロンはその子らとともに、
ながくいと聖なるものを聖別するために
分かたれて、
ヤハウェの前に香をたき、
ヤハウェに仕え、
常にヤハウェの名をもって
祝福することをなした。 神の人モーセの子らは
レビの部族のうちに数えられた。 モーセの子らは
ゲルションとエリエゼル。
ゲルションの子らは、かしらはシブエル。
エリエゼルの子らは、かしらはレハビヤ。
エリエゼルにはこのほかに子がなかった。
しかしレハビヤの子らは非常に多かった。
イヅハルの子らは、かしらはシロミテ。
ヘブロンの子らは長子はエリヤ、
次はアマリヤ、第三はヤハジエル、
第四はエカメアム。
ウジエルの子らは、
かしらはミカ、次はイシアである。 メラリの子らはマヘリとムシ。
マヘリの子らは
エレアザルとキシ。
エレアザルは男の子がなくて死に、
ただ娘たちだけであったが、
キシの子であるその身内の男たちが
彼女たちをめとった。
ムシの子らは
マヘリ、エデル、エレモテの三人である。
これらはその氏族による
レビの子孫であって、
その人数が数えられ、その名が記されて、
ヤハウェの家の務をなした二十歳以上の者で、
氏族の長であった。 ダビデは言った、
「イスラエルの神、ヤハウェは
その民に平安を与え、
ながくエルサレムに住まわれる。
レビびとは重ねて幕屋
およびその勤めの器物をかつぐことはない。
――ダビデの最後の言葉によって、
レビびとは二十歳以上の者が数えられた――
彼らの務はアロンの子孫を助けて
ヤハウェの家の働きをし、
庭と部屋の仕事
およびすべての聖なるものを清めること、
そのほか、すべて神の家の働きをすることである。
また供えのパン、素祭の麦粉、
種入れぬ菓子、焼いた供え物、
油をまぜた供え物をつかさどり、
またすべて分量
および大きさを量ることをつかさどり、
また朝ごとに立ってヤハウェに感謝し、
賛美し、夕にもまたそのようにし、
また安息日と新月と祭日に、
ヤハウェにもろもろの燔祭を
ささげるときは、絶えずヤハウェの前に
その命じられた数にしたがって
ささげなければならない。
このようにして彼らは会見の幕屋と
聖所の務を守り、
ヤハウェの家の働きのために
その兄弟である
アロンの子らに仕えなければならない」。 レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。