「意念はかたちなきものであり、物理的なカは、ないことはないけれども、非常
に微弱なものである。強化する必要がある。それも、ただ単に行らすだけではな
く、最終的には、チャクラを「動かす」「刺激する」ところまで強力なものにし
なければならぬのである。」
(『輪廻転生瞑想法U』平河出版社、104頁)

桐山さんは、これが安那般那念経の「念」であると説明しています。
桐山さんのいう念は物理的な力であり、チャクラを刺激すると述べています。
ペテン大作さんは新しいことのように思い込んでいるが、
桐山さんが前から述べている内容で、代表的な説明が三十七道品の
五力の一つ「念」についての説明です。

「念力法
異常なほど念力が強化される。
太陽光をレンズに集中して発火させるほどの念の力が養成される。
この法で強化された念の力は、信じられないほどの力を発揮をする。
この法の訓練から、クンダリニー・ヨーガの課程に入る。」
(『阿含仏教超能力の秘密』63頁 )

桐山さんは五力の念とは念力であると述べている。
仏教では五力を五力法とは言わないし、五力の「念」は「念」であって、
念力法とは言いません。
これを強調するのは、信者さんたちは「法」「力」という言葉に弱く、
釈尊が念力とその獲得法を説いたかのように簡単に騙されるからです。
桐山さんは、安那般那念経の念とは念力のことで、これでチャクラを
動かすだと述べていることをまず信者さんたちは理解してください。