カトリックはラプチャーをはじめとした千年王国説を否定しておりまつ。
スタンスは以下

キリストの来臨の前に、教会は多くの信者の信仰を動揺させる最後の試練を経なければなりません。
教会のこの世における旅路に伴う迫害は、そのとき、人生の諸問題の見せかけの回答を人々に与えて真理を捨てさせる偽宗教の形をとった、「不法の秘密の力」を現すでしょう。
この偽宗教の最たるものは反キリストのそれで、人間が神と受肉された神の御子であるメシアに替わって自らに栄光を帰す、偽りのメシア観です。
歴史を超越した形で行われる最後の審判を経た上で到来するはずのメシア時代への希望が歴史の中で実現される、と主張する人々が現れるたびごとに、この反キリストの偽宗教はこの世に姿を現してきました。
教会は、いわゆる千年王国論として述べられた、終末的な、み国に関するこの歪曲された説明を、その緩和された形をも含めて、排斥しました。
とくに政治的な形で提示された世俗的メシア観は「本質的に邪悪な」説である、として排斥しています。
教会は、死んで復活された主に従って最後の過越を経なければ、み国の栄光に入ることはできないでしょう。
したがって、み国が完成するのは、教会の歴史における発展的勝利によってではなく、悪の最後の猛攻に対する神の勝利によってなのです。
その後神はご自分の花嫁を天からくだらせます悪の反乱に対する神の勝利は、過ぎ去るこの世界の最終の宇宙的崩壊の後に、最後の審判の形をとって現れます。