ちなみに、上記の「宗教旅行視察団」の後、
 いよいよ滋賀の神苑の建設が本格化します。


・・ところが、ここで問題が発生するのです!
最大の急所である、神殿・教祖殿の設計者が決まらない。。

20世紀最高の殿堂を明主様にお捧げするのですから、
勿論ありきたりのものや二番煎じなどでは不可です。
とうとう日本国内にはデザイナーが見当たらず、

やむを得ず、全世界の宗教建築を視察して回る事になったのです。
これは合計7回におよびました。

エジプトのピラミッドから、欧州の大伽藍、そして
近代建築の祖とも言うべきル・コルビジェなど、ありとあらゆる建築を見て回ったんですね。

明主様の水晶殿も、コンクリートと鉄筋を多用したコルビジェ風です。

そして最後に心に決めたのが、二人の建築家。
最終的には、日系アメリカ人のミノル・ヤマサキが神殿・教祖殿を、
そして、チャイニーズのイオ・ミン・ペイがカリヨン塔をデザインしています。