【大阪ダブル選挙直前対談】平然と嘘を吐く「大阪I新」に何回騙されるのか?――藤井聡(京都大学大学院教授)×適菜収 〈週刊新潮〉

zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151123-00010000-shincho-pol


…■対岸の火事ではない


適菜: …H下I新がやっていることは政治のルールの破壊であり、その延長線上に日本の破壊がある。これは政策やイデオロギー以前の問題。だから左翼だろうが右翼だろうが、日本人だったら戦うべきなのです。

付け加えるならば、ナチス党も最初は弱小勢力だったことを忘れてはなりません。H下I新も「所詮、大阪のチンピラ」として片づけていると痛い目に遭いますよ。


藤井:つまり、東京人にとっても決して対岸の火事ではない! ということですね。


 
・・・適菜:最悪のケースを想定するとどうなるか。仮に今回のダブル選でH下維新が勝利したとします。彼らは勢いづき、兵庫県をはじめ、奈良県、和歌山県、滋賀県……と、勢力を拡大していく。

そうなると、H下I新を改憲に向けた「駒」として見ている※ベや※ガは連携を強めるでしょう。そして「J公維」の連立政権が誕生した暁には、連立与党内での公明党の存在感が相対的に低下して、J公間がギクシャクする。

※※政権が未来永劫続くわけではありませんから、そうこうしている聞にJ民党の総裁が替わり、新総裁はH下I新と距離を置く。そうなった場合、H下I新は掌(てのひら)を返して「反J民」の旗を掲げるでしょう。