明主様御講義 「病気の根本原因」
「人間の体は常に浄化作用をしているからその粕が肩や首に寄るのが多いのである。
これは罪穢の病源とは違うのである。肩が凝り、脳溢血を起し易いが先祖の罪穢よりは
軽いのである。なお又毒が下へ降って行くものもある。脊椎や腰へ注射して足へ下りて
来て踝(くるぶし)や関節へ固るのはこれで、これは仲々治らんものである。注射も絶
対的のものでないから絶えず研究して作るから益々色々の病気が起る事になる。的確に
治るものもあるが、大抵二三日位で起る。今度は前より一層悪くなって起って来るから
反って悪いのだ。これは一時的に止めるのであるから注射は反って悪い。最も恐ろし
いのは赤坊に注射をする事である。赤坊に注射をすると発育が止るから実に困るので
ある。人間は絶対に薬を入れてはならん。病気したならば直に観音力で治療する事であ
る。観音力は百パーセント癒るからである。黴菌は人間の血液浄化作用に神様が作った
のである。何も彼も必要だから神様が作られるのだ。黴菌や虫はあまり人から恐れられ
怨まれて気の毒なものである。多く黴菌の為に人間が健康に導かれたり美味い酒や味噌
醤油まで皆この恩恵に与っているのである。」