>>307

其処に辿り着けたら もはや来世があろうとなかろうとどうでもよくなるでしょうね?

何しろ確固たる自我がないから何ものにも影響を受けず 他我もまたそうなので自他の分断が生じない 分断が生じない限りに於いて迷いの生存は起こり得ない

おそらく幾つもの転生の間に我々衆生もその境地を通っているのに 此処は何処だ 私は誰だという問いかけをするから迷いの生存へと舞い戻ってしまう

何処でもいいし 誰でもよいという境地になれば個別の自我は形成されず 生死輪廻の世界から永遠に離れていられる

おそらく ブッダはこういった感覚に気づき 終生その状態だったのでしょう