古代インドの貨幣はこれまで発掘されたのは銀貨で祇園精舎があったコーサラ国やそのライバルのマガダ国の貨幣も銀貨ですね
仏教を保護したことで有名なBC1世紀頃のクシャーナ朝カニシカ王の時代の金貨や銅貨は発掘されていふようです

でも

Wikipedia祇園精舎のページより

そして見つかった土地が、ジェータ(jetṛ、祇陀)太子の所有する園林(vana) であった。
その土地の譲渡を望むスダッタに対して、ジェータ太子が「必要な土地の表面を金貨で敷き詰めたら譲ってやろう」と戯れで言った。
しかし、スダッタが本当に金貨を敷き詰め始めたため、ジェータ太子は驚いて、そのまま土地を譲渡し更に自らも樹木を寄付して、寺院建設を援助した[要出典]。
(一方で増谷によれば、スダッタが土地の取引を求めた際ジェータ太子がそれを強く拒否したため、スダッタは大臣に仲裁を求めたが、
その結果「(黄金を敷き詰めるという言葉によって)太子が既に土地の価格を定めたので土地は売却されなければならない」との裁定が下り、スダッタは土地に黄金を敷き詰めて買収したという[1]。)
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%87%E5%9C%92%E7%B2%BE%E8%88%8E

金貨にせよ、黄金(砂金とか?)による買収にせよ、この時代には売買がなされていて商業が勃興していたという証拠になりますね