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そのイエスが生まれるはるか昔から存在したのが大通智勝如来

このお方は、

三千塵点劫さんぜんじんでんごうのはるか昔に出家して、8,000劫の間、法華経を説きました。

この仏様の子供達もまた出家して、同じように法華経を84,000劫の間説きました。

子供達は全員で16人いて、阿弥陀様や阿閃如来やお釈迦様は、その中の一人です。

大は空、通は仮、智は中道で、空仮中の三観を表します。

ちなみに劫の長さ、一劫(この世界が誕生して消滅するまでの長さ)


また劫=カルパとも現します

古代インドで使われていた時間の単位にカルパという単位があります。

100年に一度なんて

オックウ!!

1カルパは・・・
天女が100年に一度降りてきて、羽衣で軽くひとこすりして、7km立方の石が摩滅してもまだ余りある時間。
あるいは、7km立方の箱に芥子を詰め、百年に一度、一粒取り出していき、
すべて取り出してもまだ余りある時間をいいます。

前者を磐石劫ばんじゃくこう後者を芥子劫けしこうといいます。

落語の寿限無じゅげむという話に登場する、ごこうのスリキリのこうとは、このカルパのことです。 ごごうは五劫と書き、5カルパのことです。とほうもなく長い時間です。

日常使われている言葉に、もっと長い時間があります。面倒なときに、おっくうといいます。これは億劫と書き、1劫の億倍した長い時間ということです。

劫の字をくうと読んだのは習慣的なものです。さらに劫の永さを強調した永劫という言葉もあります。未来永劫です