1.SSPXは教区の許可なく世界中に神学校、教会、聖堂、小修道院を立てている(教会法234条、 237条、 1215条, 1223-1228条違反)
2.SSPXは必要な文書なしに司祭を叙階している(教会法1015条、1018-1023条違反)
3.SSPXは権限なく告白を聴いている(教会法966-976条、1108-1123条違反)
4.SSPXは教皇空位論者として知られる人物(ルフェーブルはその運動を離教の精神を持つものと見なしている)に聖体拝領している(教会法844条違反)
5.SSPXはエコンの神学校を閉じ、会を解散せよというパウロ6世の命令を拒絶した
6.SSPXは他の司教のいる教区において堅信を実行している(トリエント公会議第五セッション5章違反)
7.SSPXはヨハネ・パウロ2世を教皇として認めると称する一方、至高の立法者としての権能により彼が公布した1983年の教会法の一部をなお拒絶している。
8.SSPXは1988年に四人の司教を教皇の明確な意向に逆らって聖別し、その後1991年さらに一人の司教を聖別した。会自身認めるとおり、そこには既に有効な司教がいた(教会法1013条違反)。そのうえSSPXは、教皇の意向に逆らった合法的な司教聖別がありうるということを主張するために、教皇ないし公会議からたった一つの文言さえ引用していない。しかし、ルフェーブル大司教が尊敬するピオ12世によれば、教皇の意向に逆らった司教聖別は神法への攻撃なのである。