イエス・キリスト御自身が剣を取る者は剣によって滅ぶと教え、
右の頬を打たれたら、左を向けるように言われた。
教父のティルトリアヌスは正戦論に反対だった。

戦争を正当化する理論は初代教会にはなく、
キリスト教会が、ローマ帝国と結びついて国教化してから、生み出されたもの。

欧米のキリスト教会はその意味において、
ローマ帝国の継承者でしかない。