押田成人神父様の「人生は数のために在るのか?」(地下水の思想 新潮社 1986 年)
を読んでから、ぼんやりと感じていたことが、次第に強くなってきました。19 世紀の
半ばぐらいから、(無限)集合の上に数学を構築する大きな流れがあります。この集
合の考え方に問題が含まれている可能性があると思います。この流れでは、集合をな
す元(要素)は均一化する必要があるのではないかと思います。ある条件をみたすと
いう意味で。New Math 運動というものがかってあって、小学生にも時間をかけて集
合について教えたそうです。New Math 運動がどこからでてきたのか調べると、何か
わかるかもしれません。それから、わたしは、人口抑制政策や今の一部の社会学にも
集合の考え方は、根本的には関係しているのではないかと思います。

>>70
ひとりひとりの生と死を均一化してはだめであることに気づかされました。
救済論で片づけてしまってはだめであることも。わたしは本当におろかものです。
しかたがありませんが。