>>105-110
ID:zrGidIqi と ID:AuNdp77K のお二方とも、「出家」の意味をよく理解出来ていないのではないかと思われる。
真理の宗教で言う所の「出家」とは、今まで歩んできた世俗の生活を捨てて修行の道に入り、高次元の世界に生まれ変わる因を積んだり、輪廻を超えて解脱し悟りを得たりする事を指します。
そういう意味合いを鑑みるならば、「人として自立する」だけでは不十分ですし、また特定の修行者集団に所属しさえすれば良いという物でも有りません。

大切なのは四無量心を持った正しいグルの存在、及びそれらグル方が説かれた真理の教えを十分理解し完璧に実践することです。
幾ら形だけ「出家」しても真理の教えを理解出来ず実践出来ないならば、全く意味が有りません。

その為にも、先ずは「法を帰依処とすべし」という教えを実践し具足し精通せねばなりません。
そして次に「自己を帰依処とすべし」という教えを実践し具足し精通すると。
そうする事で、現世の諸々のしがらみや穢れを捨断して高次元の世界のエネルギーを受けられるようになり、真理の法則や四無量心に則った生活が送れるようになる次第です。

詰まる所、貪瞋癡に塗れた世俗の生活習慣や価値観や観念を捨て断ちさえすれば良いのだから、たとえ煩悩情報に塗れた現代社会の街中に住んでいても「出家」出来ない訳でははありません。
逆に言えば、貪瞋癡に塗れた世俗の生活習慣や価値観や観念、それらの穢れたエネルギーの流れを捨てられないならば、幾ら山奥で独り結跏趺坐して「ただ、ある」等と瞑想の真似事をしても、また名ばかりの救済団体に所属しても全く無意味だという事です。