>>579
創世記は人が知能を持つことにより善悪を知るものとなる様を絶妙な表現で伝えている。
知能がなければ人は善悪も生死も知らず、罪を犯すこともなかった。
命令されたことを実行するロボットと同じだからね。

神は人に自分の霊の一部分を与えることで人を創造した。
神の霊を与えられた人は知能を持つようになった。

人が知能を持つことは神の望みであったが、
それにより、人が神の苦しみを知るものとなることの恐れもあった。

人が神を必要とするのは、神の霊が与えられて、生きるものとなったからであり、
そのことで、知能を得、その結果生きる苦しみ生死を知るようになったからです。

その表現が、知恵の木の実と、蛇の誘惑として表現されています。
そのように神の微妙な心理を抒情詩的に表現しているのが創世記です。