>>289 説明のつづき >>290

おのおの書かれている聖句を挙げておきます。

> 人間の「肉体」と「心魂」は元来、別ものですが、
> 旧約聖書では、「息」が命だったり「血」が命だったりするのです。

人は死ぬと、
命ある霊は、肉体を離れ、天に帰り、神に帰し、息を引き取り、血流が止まる、
からです。

肉体は、塵に帰り、土に帰ります。

レビ記/ 17章 11節
肉の命は血にあるからである。
あなたがたの魂のために祭壇の上で、あがないをするため、
わたしはこれをあなたがたに与えた。
血は命であるゆえに、あがなうことができるからである。

申命記/ 12章 23節
ただ堅く慎んで、その血を食べないようにしなければならない。
血は命だからである。その命を肉と一緒に食べてはならない。

創世記/ 02章 07節
主なる神は、土(アダマ)の塵で人(アダム)を形づくり、
その鼻に命の息を吹き入れられた。
人はこうして生きる者となった。
旧約聖書 新共同訳 日本聖書協会

創世記/ 03章 19節
あなたは顔に汗してパンを食べ、ついに土に帰る、/
あなたは土から取られたのだから。
あなたは、ちりだから、ちりに帰る」。

伝道の書/ 12章 07節
ちりは、もとのように土に帰り、霊はこれを授けた神に帰る。

旧約聖書 口語訳 日本聖書協会

ルカによる福音書/ 23章 46節
そのとき、イエスは声高く叫んで言われた、
「父よ、わたしの霊をみ手にゆだねます」。
こう言ってついに息を引きとられた。

マルコによる福音書/ 12章 17節
するとイエスは言われた、
「カイザルのものはカイザルに、神のものは神に返しなさい」。
彼らはイエスに驚嘆した。

コリント人への第一の手紙/ 08章 06節
わたしたちには、父なる唯一の神のみがいますのである。
万物はこの神から出て、わたしたちもこの神に帰する。
また、唯一の主イエス・キリストのみがいますのである。
万物はこの主により、わたしたちもこの主によっている。」

新約聖書 口語訳 日本聖書協会