毎日の読書 「教会の祈り」読書 第二朗読 第4巻 年間1
 カトリック中央協議会

年間(第一週〜第九週)

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年間第三火曜日

第一朗読 申命記26・1−19
 アブラハムの子孫の信仰告白

第二朗読
聖バジリオ司教の『長文の修道会則』
 主はわたしたちに報いてくださった。
 わたしたちはどのようにこたえようか

神のもろもろの恵みを言葉で十分に説明できるだろうか。
その恵みは数えきれないほど多く、
その大きさとすばらしさも、そのただ一つのためにでさえ、
人が恵みの授け主である神に限りなく感謝しなければならないほどである。
しかし、それらの恵みのうちの一つについては、
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決して黙っていてはならない。
それについて語ることを避けようとしても避けられず、
健全な精神をもち、分別のある人が、
その恵みについて黙っていることは決してできない。
たとえそれについて十分に語ることができないにしても、そうである。