>>728
最初の頃は何度やっても、恐怖は襲ってきます。^^;
具体的に、パニック障害の恐怖だとしましょう。
実際に私は重症のパニック障害に陥いったことがあります。

パニック障害が襲ってくると、いても立ってもいられず、死の恐怖に襲われます。
病院での薬や、何か別のことに集中したり、自然や人との交わりで、一時的に忘れる事はできます。
しかし、パニック障害の恐怖は依然として心の中にあり、それを一時的に逃れているに過ぎません。

それを乗り越えられたのは、パニック障害の恐怖がやってきた時に感謝することでした。
パニック障害の恐怖が実は私の心を癒やすために起こっていることだと気づいたのです。
ですから、恐怖から目をそらすのでなく、恐怖に感謝し、身を投げ出すことにしました。

それを何度も繰り返すうちに、恐怖は徐々に小さくなり、最後には実生活に支障をきたすことは
ほとんどなくなりました。(しかし今でも飛行機に長時間乗れないという恐怖心はありますが。)

恐怖から逃げていては、恐怖はいつまでも心に残ります。
しかし恐怖心自身は、心が受けたダメージを癒すための神様が与えてくれた治療だったのです。
信仰にたすけられて、恐怖心に身を委ねることができるようになります。