>>306
何故猫を切るまでしなければならなかったのか
を考える上で、私はまず猫になってみた。

すると、宮本武蔵が私を斬らんとして構えている。二刀流である。
私はしなやかな猫である。ただでは斬られない。
野良さんにご指導されたからだ。猫は獲物にまっしぐら、と。
剣をかいくぐり、武蔵の顔を引っ掻いてやる。
そして「両忘ニャー!」と禅語を叩きつける

武蔵が猫を斬ったのは、猫を斬ったのではなく私を斬ったのだ
猫は身代わりに過ぎない。禅は真剣勝負だ。私がその場にいれば
待ったは効かない。即答できなかったので斬られたであろう。

長州力が靴を頭に乗せて部屋から退散したのは
武蔵の剣への防御のためである。殺気をかんじて逃げたからかもしれない。
大山君が昔実際に靴を頭に乗せたそうである。真面目で面白い人だ。