>>962
∞ノノハ∞
川^〇^ハレ
>問者  「作者は、仏道とはどのように参究すべきでしょうか?乞尊意」
首座  「かつての祖師方は、”仏道は自己なり”と、申されております」
問者  「それはいったいどのような意味でしょうか?」
首座  「宇宙といえ、世界といえ、全ては六根(眼・耳・鼻・舌・身・意)に現成する法の働きであると知ることです」
問者  「中々、ならば”私が在る”という根強い想いは、一体 どうすればよいのでしょうか?」
首座  「”私が在る”という想いを抱けることが、そのまま自己の空性を実証してくれています。」
問者  「”自己の空性”とはどのようなことでしょうか」
首座  「朱色に染まるものは、元々朱色ではないが故に、朱色に染まることができています」
問者 「珍重」
首座 「万歳」