高校の授業中に小さな母船と小さな円盤型のUFOが5機程飛んでいるのを皆で見たことがあります。
皆はUFOだと騒いでいましたが、「あれはUFOなんかではない。そんなのいない」と言う彼がいました。
あれは見えているのかと問うと「見えている」と言うのです。

その彼は極度の近眼なのです。眼鏡を掛けないで見える大きさではないのに見えると断言するのです。

そこで「見えるのは嘘だろう。本当はUFOが信じられないだけだろう」と言うと彼は黙ってしまいました。
心にないものは見ても観えないのです。聞いても聴こえないのです。