8 我浄【今月の苑歌】
【今日の苑歌】
我れと共に常にましますみ佛を

 忘れずはげめ世々の人々

【教主注釈】
無形のみほとけを有形に信ずるところに、本当の信心があるのではないだろうか、此れは無相接心に生きる苑人の在り方である。


人の求める心や怒り、妄想が不幸の原因なのであるが、この教えは不幸の原因を霊のせいにできるので、信者は自分のせいでないと安堵する。元々人のせいにする信者は教えを信じない人に自分の救われない原因を転嫁する。
霊言を示される有相接心から更に因縁による妄想を加えていくのが無相接心である。信者は自分の中に不幸の原因である妄想を植え付けられていることに気づけない。