仏ホトケになるというのは、輪廻を解脱し、寂静涅槃を、思念で会得する事。
仏教の目的は、世俗の願望の達成とか、己の欲望を満たす事では無い。

下手に心を空っぽにしてはいけない。無念無想の修行には善き師匠が必要。

空の心に、魔が差したり、催眠術が入り込み、悪が心に住み込むと、
煩悩を止める思念、善を求める心など出来なくなり、
欲望や悪に対する、心の制御が効かなくなる。

他人の心とか思念が、空っぽの自分の心を、乗っ取るのである。

守護神、守護霊、仏様である善なる師匠、指導者、導師、ラマがついていないと、
煩悩である欲望や悪心対策に、困るわけだ。

仏を目指す弟子は、師匠選びが大切で、無念無想の修行の成就の可否の決め手となる。