老衰して自殺を考える者に、クリシュナムルティは既に若い頃から自分の体を殺していると言うのじゃ。
健康よりも嗜好を優先した食物などを摂る事で肉体を殺しているのじゃ。
それも自己中心的な活動によるものというのじゃ。
観念でしかない自我の喜びのために肉体を破壊して来た者が、老衰してから自殺を考えるのはそれもまた自己中心的な活動に他ならないのじゃ。
それをしているのは何かと、探求することだけが救いになるのじゃ。