下記の如く、尊師は
「報身でアストラルに有る過去世のデータ(カルマ)を入れ替える(消滅させる)」事を、アストラル・ヨーガと呼んでいます。


「マハーヤーナ・スートラ 第六話 アストラル・ヨーガの成就と完成」より
 
 アストラル・ヨーガというのはね、普段あなた方が幽体離脱によって経験しているものとは全く違う。
 幽体離脱では、意識体のみが体外に出て、いろいろな現象をただ眺めてくるんだね。
 ところが、アストラル・ヨーガでは、『報身』と言われている身体に、意識を移し、報身となってアストラル世界へ行くんだね。
 そして、眺めるだけでなく、実際に体験できるんだ。

(中略)
◎データの入れ替え――カルマの消滅
 では、一体このアストラル世界で、何をやるんだろうね。一言で言うとデータの入れ替えだ。
 例えば、過去世で人殺しをしたという悪いカルマがあったとしよう。
 そのカルマはコーザル世界から、アストラル世界に投影されて、ヴィジョンとして見える。
 もし、アストラル世界にこのカルマを残したまま、その人が死ぬようなことがあったら、その人は報身レベルで傷つき苦しむことになる。
 だから、この投影されたものを消しておかなきゃならないんだね。

 ちなみに、この世でのカルマはジュニアーナ・ヨーガで解析することによって消滅させてあるんだったよね。
 要するに、この世レベルのジュニアーナ・ヨーガと同様に、アストラル世界のカルマを消す――これがアストラル・ヨーガだというわけだ。
 さて、問題の消し方だが、例えば人殺しのヴィジョンが見えたならば、自分の意志でさっと元に戻して殺生のヴィジョンを消すんだよ。
 その上で、「人を殺さなかった」というデータをインプットするんだ。
 そうすれば、人殺しのデータも消えて、カルマもなくなる、とこういう具合だ。
 意志によってヴィジョンを変えられるのは、ここが潜在意識と意志の世界だからなんだね。
 そして、すべては幻影なんだ。為したこと、為さなかったこと、これはすべて幻影なんだ。
 カルマさえも幻影なんだ。
 だからこそ、アストラル・ヨーガではアストラル世界のデータを簡単に入れ替えてしまえるんだね、意志によって。