>>824
>境がもともとある、としてしまうと、唯識無境にならんのじゃない?
>認識によって、対象が生じるか、少なくとも同時生起じゃないとな〜。。

ここら辺は十二支縁起の識と名色の関係に絡んでくると思いますが、識・名色を

 1.識→名色(此縁性)
 2.識⇔名色(相依性)

という二種の見解がありますが、2.でしょうね。
唯識的には2.の関係性で自体分が見分(識)と相分(境)に分析されると説いているようです。

ちなみに、十二支縁起は元々そんなになく、その始まりは無明ではなく2.ではなかったのかという説もあります。