0687神も仏も名無しさん
2020/04/19(日) 16:45:12.24ID:b2wewazwカトリックは世界的な組織ですので、様々な地域に
様々な考え方の信徒がいます。
リベラルと保守のバランスをうまく保つことが必要
です。あまりリベラルな方向に向かい過ぎると、
反対する保守派をかえって勢い付かせることに
なってしまいます。
現在のカトリックは、原則は堅持したその上で、
原則に合わない人に対しては、それぞれの方の
実情に合わせて個別対応する、といった感じです。
人間は原則どおりには生きられない、ということを
わかっているからです。
私もカトリックの信徒ですが、離婚を経験した上、
数年後に再婚しました。
原則的には認められませんが、所属教会の司祭に
色々と検討していただき、教会法上の手続きを
取り、結果的には例外として認められました。
(もちろん私自身も、離婚が良いことだ、とは
思ってはいません。)
最初から離婚も中絶も全面的にOK.というような
態度は、キリスト者でない人々からも、あまり
受け入れられないと思います。
離婚や中絶は、決して褒められたことではなく、
その当事者も、止むを得ずすることだからです。
それに、リベラルだから先進国において信者が
増える、とは必ずしも言えないと思います。
リベラル派も、信者数や礼拝出席者数が減少傾向
です。むしろリベラルな感じの方々は宗教離れ
してしまい、教会になど行かないイメージです。
アメリカでも、リベラルとされる地域では
教会離れが進み、リベラル派教会も退潮傾向です。