一応、仏説をあげとく。


如来達の出現が有ろうと、如来達の出現が無かろうと、かの道理は定まって存する。

法住性・法決定性・此縁性である。

彼の如来は(縁起を)完全に悟り、全く理解する。

(如来は自らが)悟り理解したように、(縁起を)説き、示し、証し、開き、分別し、明らかにする。

「見よ、比丘たちよ、無明に依って行が生じる」と。

そのように、比丘たちよ、それについての如性・不異如性・真実性・此縁性、比丘たちよ、これを縁起と言うのである。