身体の視点で世界をみると、世界は自分の外側に拡がっているようにみえる。
けれども、全世界に対するその認識は、実際には内側に生じている。

従って本質的には、ここに居る時に認識する世界も、数光年離れた宇宙の果て
で認識する世界も、自己の内側を経験しているという点では変わらないと思う。

呼吸をみるその意識が、妄想雑念に流されることなく統一され、安定した時、
夢や妄想からの目覚めが起きるはず。

そして、それは法の六徳にあるように、真面目に取り組みさえすれば、本来誰に
でもできることです。