なぜ「同じ事を言ってる」「宗教は一つだ」という
それらしい言説が発生するのか。

人間は生まれた時は素っ裸だ。
そこへ服を着せたり、アクセサリーつけたり、化粧する。
無意識にそれをしてしまって、
いろんなファッションが生まれました、
というのが様々な宗教の発生と対立なのである。

つまり、裸でいればいいものを、
そのままでいられない。
何かしら格好つけたり飾ったり
してしまう「傾き」がある。

これが対立の根だ。
裸が対立しているのではなく、
着ている者や飾り物がどうだこうだと
争うのが宗教対立である。

これこそ馬鹿げている。
そして巧妙に自分の宗教がすべてであると僭称し
そこに他の宗教を収斂させようとする詐欺教まである。
これも自覚的なものから無自覚なものまである。

笑止千万である。