>>343
>貴様!よーく聞け!
>一度しか言わんから耳の穴かっぽじってよく聞け!
>なぜ前後裁断して今に集中したいんだ?
>答えろ!(´・ω・`)

「前後裁断」とも記されてある言葉ですが、もともと仏教の禅宗より出た言葉と拝します。
道元禅師の「正法眼蔵」の「現成公案」巻にも出てきます。
曰く、「しるべし、薪は薪の法位に住してさきありのちあり、前後ありといへども前後際断せり」。
また沢庵禅師の言葉にも引用されています。
もう少し「前後際断」の意味を考えますと、単に過去世と未来世が断絶しているのではなく、
「過去と未来を対立的にみる見解を截断して、絶対の現在に生きることをいう。」

>絶対の現在に生きることをいう。

だそうです。

>>357
乙です。
前後裁断を出したら思い出しましたw
壇経は断絶ですけど。

六祖壇経
無相を体と為し、無住を本と為す。何を名づけて相無相と為すや。
相に於いて相を離る。
無念とは、念に於いて念ぜず。
無住は人の本性たり。
念念に住せず、前念と今念と後念と、念念相続して断絶有ること無し。
若し一念断絶せば、法身すなわち色身を離る。


六祖の場合は金剛般若経からでしょうね。
こちらの方がわかりやすいかもしれません。
>念念に住せず、前念と今念と後念と、念念相続して断絶有ること無し。
>若し一念断絶せば、法身すなわち色身を離る。

道元の場合、法華経なのでしょう。
この実相は悉有なのでしょう。永遠の今
今しかないとしかいいようが無く。