簡単いうと、

1.北宗の如来蔵的な禅、
2.それに対する南宗から唐代に渡る本覚的な禅、
3.それに対する宋代の始覚的な禅宗、
4.そして道元禅

って流れとなる。
道元禅は本覚的な禅と始覚的な禅の止揚ともいえる。
ざっくりいうと、

1.は本来仏だけど煩悩のチリに覆われてるから払え
2.はそれそのままに仏(諸法実相)
3.は、2.の反省から1.の要素取り入れ
4.は、2.3.の止揚

ってなる。
禅はドグマを嫌う。
その意味で無始無終的な本証妙修という在り方(理論ではなく)は優れてる。