>>321
> しかし、龍樹の説明はもっとよい。彼は、「過去から未来への識の伝達」
>という輪廻のメカニズムを、縁起を基盤としながら上手に説明してくれる。
> 『因縁心論』の註釈で、彼は、師が口に唱えるものを弟子がまた唱え、
>というように師資相承の教えの伝達を喩えとして持ち出すのである。
>師の唱えるものが、臨終の意識にあたるとすれば、弟子の唱えるものは、
>その次に続いて生ずる意識になる。そうして、口伝の教えが代々伝わる
>ように、識もこの世からかの世へ伝達され輪廻していくのである。
> 龍樹の喩えは、現代のわたしたちに、輪廻転生の仕組みとともに、口伝
>による仏法のありさまについても如実に教えてくれている。巧みな喩えと思う。

完全に有身見を前提とした解釈であり、誤読。
龍樹研究なのに龍樹も読めてないし、仏説に至っては全く読めていない。