>>812
生きたものと殺して食物としなければならない矛盾は動物に
限ったものでは無いと思います。私は庭に生えたニラでさえ
それを刈り取る時に、もしそのままにしておけば、成長して
子孫を残せるだろうにと、済まない気持ちになることもあり
ます。動物とは違うと言われるかも知れませんが、命を刈り
取り食用にする事実に違いは無いと思います。

現在神様に許されているということであっても、後の世には
もっと良いことに、置き換えられるのが神様の常套手段です。

命あるものの命を奪って食用としなければ、自分の命を維持
できない状況は、過ぎ去るべき一時的な状態だと考えています。

今後科学の発展に伴い、大量の肉や果物などの人工培養が
可能になれば、わざわざ動植物を育てて殺し食用にする手間
をかけることも、動植物につらい思いをさせることも、無く
なると思います。

更に進めば、太陽光エネルギーを、何らかの方法で直接生命
エネルギーに変換できる方法が開発されるかもしれません。

現在の世の中の矛盾や悲惨は、後の世にはもっと良きものと
置き換えられるべき、一時的に許されている世界だと思います。

ですから、動植物も神の国の出現を待ち望んでいるわけで
あり、全ての被造物が、矛盾や悲惨のない神の国で永遠の
命に預かることを待ち望んでいるのだと思います。