長期的には地球は寒冷化の方向。
50〜100年くらいの短期では温暖化。
しかし、単調な温暖化ではなく、地域的、一時的には寒冷化もあり得る。
中期的には、一転寒冷化も指摘されている。
急速な温暖化は、本格的な寒冷化の引き金を引いてしまうかもしれないと考える気象学者も
いる。
長期の地球の運命は、金星型ではなく火星型。
寒冷砂漠化で生命史を終える。

地球公転軌道の離心率の変化、地軸の傾きとその歳差運動による日照量の変動(ミランコ
ビッチ・サイクル)が、氷期との相関を持っていることが知られている。
その他、太陽活動の変化が考えられるが、放射量の変化は0.5%以下に過ぎず、主に影響し
ているのは磁場強度の変化と見られる(スベンスマルク効果)。
そに他に、地球磁場の強度と大陸分布(これらには相関もある)の影響、長期的には、太
陽系の銀河系内での位置も関係する。