この事件の真の加害者は宗教教団 オタスケしたため情に絆され、常識的感覚が完全に麻痺したいう事らしい

海自機密漏えい 逮捕の幹部自衛官 「宗教活動で金が必要だった」

「夫は新興宗教にのめり込み、人間性を変えられてしまいました」

妻はうなだれたまま、
 「夫の入信に私は反対していました。ボガチョンコフ大佐が信仰に共感してくれたのがうれしくて、夫は資料を渡してしまったようです。
宗教が今回の事件の一番の理由だと思います」

萩嵜繁博(ハギサキシゲヒロ)被告は、宗教と情報漏洩の関係について、次のように証言した。

「友人に誘われ、はじめは懐疑的だったが、霊能者の話や奇跡が起こった話をたくさん聞くうちに信じるようになった。
ボガチョンコフを教団施設に2度連れて行ったが話を聞き、涙まで流してくれた。妻には宗教に反対されていたのでボガチョンコフが唯一の理解者だと
感じ、(防衛資料が欲しいという)要求に応えてしまった」

警視庁で犯行の動機を追及したところ、萩嵜三佐は「小遣いのほかにも
入信している宗教団体の活動などで金が必要だった」と供述していることがわかりました。
ボガチョンコフ事件
ボガチョンコフはHに寄り添うことから始めた。Hが宗教へ入信すると共に祈ったり、家族旅行を支援したりして親密な関係を築いていった。

防衛研究所所属の三等海佐が機密文書を無許可で複製。ロシアの駐在武官で、GRU(軍参謀本部情報総局)の大佐・ボガチョンコフに手渡した。
三佐の息子が難病にかかってからは、大佐は見舞いの名目で現金を渡すようになった。
国は違っても階級差は絶対で、三佐は「はい、大佐!」と直立不動だった。金額は計数十万円。これからさらに機密流出が進む段階だったとされる。
(「朝日新聞」2000年9月8日夕刊・「読売新聞」2000年11月24日朝刊)
https://news.livedoor.com/article/detail/14653961/