創造論と創造科学とID論と進化論Part105
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http://www.pontecorboli.com/digital/he_archive_articles/he122018/1_Stockle_Thaler.pdf
せっかくオープンアクセスなんだからオカルトサイトによる和訳記事ではなく元論文を読みましょう
主に最終氷期に起因したボトルネック効果や創始者効果による遺伝的浮動を扱った内容であって
「ほぼ全ての生物は進化してきていない」なんていうトンデモな主張ではありません 「ほぼ全ての生物は進化してきていない」なら、分子系統はどうやって生じたんだ? 中間種が見つからないと100年前から言ってるけど、どんどん詰まってきているでのはないか?
ホモ・サピエンスに至っては、アフリカ以外の地域では、ネアンデルターレンシスが2%混じって
いるではないか。 >>178のは前スレでも別スレでもさんざん
「進化論を否定するものじゃない」って言われ続けてるんだが
まだ理解できてないやついるんだな
これは将来テンプレになるかもしれんね
最後のSummaryだけナナメに読んだだけだが
>>178についてちょっと補足しておくと
これは「ミトコンドリア」を調べた結果についてのことを言ってる
それを考えるにあたって
まず、ミトコンドリアイブの話を思い出してみよう
以下Wikipediaより
ttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%88%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%96
ヒトのミトコンドリアの系統をたどっていくと
一つのミトコンドリア(一人の女性)に行きつく
それはおよそ10万だか20万年前に生存していた女性
ヒトという種に存在するミトコンドリアは、つまり10〜20万年前くらいにたどれるということ
しかし、それはヒトという種がそこで生まれたことを意味するわけではない
ミトコンドリアイブはホモ・サピエンスだったかもしれないし、もっと前の別種だったとしても別におかしくない
その時代の、我々の祖先たるその集団の中にいた女性の一人がミトコンドリアイブだというだけであって
その集団がホモ・サピエンスだったかどうかとは関係がない
ちなみに実際、ホモサピエンスの誕生はミトコンドリアイブよりも古い で、>>178の論文の話に戻る
ヒトのミトコンドリアはたった一つのイブのミトコンドリアから
移住からの創始者効果やら、各系統での変異の蓄積によって多様化してきたわけだ
そうしてできあがったヒトのミトコンドリアの多様性がどれくらいかを調べる
同じように別のいろんな動物でのミトコンドリアの多様性を調べる
その結果
ほとんどの動物のミトコンドリアの多様性はAPDという基準で0.0〜0.5%(平均0.2%)、
ヒトは0.1%
ヒトのミトコンドリアイブが10〜20万年前ってのから
素直に推論すれば
ほとんどの動物のミトコンドリアの由来する年代もだいたい20万年前以内になるかな?
ってのが論文に書かれてる話
論文の著者がどこまで考えてるかは分からんが
進化・種分化、そしてその後の種内の多様化の法則について考察しているものであって
進化論を揺るがすようなものではない
そもそも
上のミトコンドリアイブのとこで書いたようにミトコンドリアの起源とその種の起源はイコールじゃないので
あらゆる種が地上に現れたのがこの20万年以内ということでもない
って感じ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています