>>600
わかりませんか
表記するためには、自分の中で具体的な音として、発声する必要がある
それが、もうできないのです
人間でも、黙っていても心に音が浮かぶのは、狭い口やのどの中にある気のもやが、発声したときのように動いて、まぼろしの音の気を形作るからです
幽体だと、確固とした肉体がありませんから、透明ですからそういう作業が体内でできない
幽体の口やのどの中では、気のもやが完全に囲い込まれず、あたりに抜けて拡散してしまうので、うまく言葉の形にまとまらないのです
代わりに我々は、幽体の腹の中の丹田に気を丸くためて、震わせます
そういうことで、気持ちや意思を発信できますが、口やのどでの発声とは異なるし、地上の言語のもやとは違う形で、出てきます