幸福の科学の思想的な大きな間違いは、「疑い」を全面否定していること。
「疑い」は、必ずしも悪ではない。
例え善に対する疑いであっても、疑って確認して、更に善への信頼は深まるし、
まして、「幸福の科学のような」善を装った悪が事実、存在する為、
「疑い」を持つことは、自衛の意味でも大切なことなのだ。

幸福の科学は、教団の思想、運営への「疑い」はおろか、
些細な疑問を持たれることまで禁止している。
「疑問=魔の憑依」と脅し、信者たちを妄信させている。
ここが非常に悪質な所である。

つまり、「絶対、批判されない状態」を30年、延々と維持し続けた結果、
延々と「絶対、改善されることのない悪」が30年、暴走し続けた。
公称1200万人の信者を有することになっている筈なのに、
2019年の参院選は得票総数、200,701票。
公称信者数の10分の1にすら届いていない。

幸福の科学とは、嘘で塗り固められたカルトである。
国政選挙に討って出たことが、全ての間違いであった。
折角の嘘八百が丸々、露見してしまったのであった。