トルストイが粉ひき職人の例を挙げて、人生の失敗例を書いているね。ある腕の良い粉ひき職人が、「粉を順調にひくためには、安定した水車の回転が必要だ。そのためには安定した水量の流れの川が必要だ」と思い至り、もっぱら川の研究をして、粉ひきが下手になった話だ。