何にもないわけじゃありませんよ。本当にあるものはあるじゃん。
大事なのはこっちでしょ。
赤ちゃんでも知ってることだけど、大人になるにつれ信じられなくなる。
疑いが起こる。
そのあるものをたとえて珠といったり、本来のなんとかって言ったり、
あの手この手で仏祖は方便にご苦労なさったんでしょ。
簡単なことですよ。現実しかないってことです。頭に持ってきたものは無いってことです。
頭にあることをどやこやと悩んでるのは思い違いということです。
この現実に等しく一切のものが触れてるでしょう。これですよ。
たったこれだけのことです。分かるようもなければ信ずるようもない。
否応なしじゃないですか。