苦は魂が生むもの
死後も魂は存在する、だから苦も存在する

生前、身体の欲に身を委ねすぎて、肉の欲の強度が非常に強い個体の魂は、身体の欲を満たすことを失った後も求め続けるだろう


想像してみて欲しい

砂漠を旅していて水が尽き、灼熱の太陽に消耗し渇きが極限に達してる状態

この苦を癒すには水を飲むしかない
でも、身体がないから水を飲む手段は永遠に絶たれている
気が狂うほどの欠乏感によって焼かれる状態

身体の欲を欲することを諦めて、手放すまでその苦痛は続きまつ
この自身の欲に焼かれる状態を煉獄の炎のメタファーとすると何となく理解できる

もちろん、欲望教のご隠居は大変苦しむことでせう