E  専門家の話は◎、私の他の専門家を参考にした意見などは
    ☆で交互に書きます。
  
◎妄想を持つ人は、自分では真実と思いながら、
【自分と周囲を傷つけ続けます。】

■妄想とは

妄想とは、誤った思い込みです。
何となくそのような気がするのではなく、
本人としては事実です。

現実的ではないのに、本人は強い確信を持ち、
【周囲から説得されても訂正できないのが妄想です。】

☆ 誤っているのに、説明をいくら受けても訂正できません。
   身勝手な、トンデモ話を根拠らしく、みせかけます。
   誤解ではありません。

◎一般の会話で使われる「こうなるといいなあ」という意味の妄想と、
精神医学で使われる妄想とは意味が違います。

「宝くじが当たる気がする」「僕はあの子に好かれている気がする」
というのは妄想ではありません。
ですが、加害行為にまで至ると、妄想です。

◎どう考えてもありえない妄想もあれば、
事実であってもそれほどおかしくはない妄想内容もあります。

たとえば、「スカイツリーから電波が出て僕の脳をコントロールしている」
という妄想もあれば、
客観的には何も起きていないのに
「近所の人みんなが私を攻撃してくる」とか、
何の証拠もないのに
「夫が浮気している」という妄想を持つときもあります。

☆人との(神も人間関係における妄想で、自分の妄想から生じた問題を
  人に関係づける等を、関係妄想といい
  嫉妬妄想も同時に起こしている事があるそうです。
  事実であってもそれほどおかしくない妄想は、
  知らない人が、乗ってしまう場合があります。

◎夫が浮気しているような気がするのではなく、
その人の心の中では、明らかに「夫は浮気している」のであり、
他の人が「そんなことはない」と言っても、【まったく考えは変わりません。】

☆ですから、まるで被害者のような形をとるので、
 加害をし続けますし、事実だと妄想する主張の強さから、
 知らない人は、はじめ妄想に騙されることが、しばしばあるそうですが、
 根拠が希薄、捏造だと、気付く人はすぐに気付きます。