後期大乗密教の場合は

大日如来(阿摩羅識)からの

仏そのもの
仏性からの真如縁起だからこそ

智慧によって煩悩障と所知障とを離れているから生死(迷いの世界)にも停滞せず
しかも大悲をもって衆生を救済するために迷いの世界の中で活動するから涅槃の境地にもとどまらない
無住処涅槃だからこそ

法界体性智
大円鏡智からの → 阿頼耶識

阿頼耶識
さとりに達するための修行の障害(覆)がない無覆無記

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チベットに伝わる心の訓練法(ロジョン)
ゲシェ・チェカワの『七事の心の訓練法』

(般若の智慧によって
  大円鏡智からの観照によって)

道の本体は阿頼耶の自性に置くことです

↓中観帰謬の場合は
「…である」と定義することはできない
「…である」ものではない
というアートマンも
(空性として)夢・幻の如しと訓練しなさい